Dタイプ・内部空間
南と北にハイサイドライトを設置した直方体の内部空間。
土間(椅子座)と板間(床座)の設置により生活の様々な場面に対応する空間となっており、これは、全てのタイプに共通する。右手前手摺はロフトへの階段のもの。
外部では平坦な面を見せていた外壁は、内部では彫りの深い、コンクリート打放しの力強い仕様となっている。
これは、「住む人がこの建築の本質的な空間や材料の魅力を享受する。」という考えに基づいている。
逆に、外部(街並み)への表情は、内部空間の外形そのままのシンプルな幾何学立体が適していると考えている。
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