南側外観(夜景)。
正面外観の夜景です。1・2階とも道路側(南側)は全て開口部(窓)とされています。
周囲を家々に囲まれた敷地で、唯一開放できる道路側には大きく開いたのですが、2階のバルコニーの奥行き分だけ2階にも1階にも庇が出来たのと同じ効果がありますので、夏の南や西からの日差しを遮りながら、冬の光は採入れる事ができます。
1階には半間幅の土間があり、その奥の明り障子との間に、外部と内部の媒介空間(緩衝帯)を作っています。この土間は玄関として使われますが、他にも、例えば植物を置くなどして、道行く人の目を楽しませる事もできそうです。明り障子にした事で、1階多目的室のプライバシーを守りながらも光を採入れる工夫としています。
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