建て主の実家(一戸建て)のリモデリング
建て主が育った実家は、父が買った建売り住宅であった。その後、建て主の父上が一人で住んでいたが少し前に亡くなった。
息子は夫婦でそこに住み、亡父が寂しくない様、仏壇を中心に置いて暮らそうと考えた。
20代息子夫婦の家。
建売の4LDKだった内部を、引戸や吹抜けでつなげ、どこに居ても気配の感じられる空間に変質させた。
中央に作った吹き抜けの上部にトップライトを設けたり、下屋部分の屋根を全てガラスに替えるなどの方法により、生活の中心である1階に自然光を取り入れる工夫がされている。
既存壁位置の変更の際には、構造体を取り払わず、以前の間仕切壁を記憶として残した。
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