t-cube/東京都 (previous page)住宅
道路側外観 南側正面から見ています。2階バルコニーが四角い箱状に一間(1.82m)の奥行き分突き出しており、その下が駐車場を兼ねたピロティとなっています。奥に3階のように見えているのは2階の吹抜けの立ち上がりです。 |
帯状の土間 土間の帯が内部と外部の緩衝帯になっている事が分かります。夏の日差しが適度にカットされている事も分かります。 |
1階内部 土間から内部に入り、階段のところまで来て振り返ったところです。障子の向こうが土間。 |
階段部分詳細 階段はスチールのパンチングメタルを折り曲げて作られています。製作の際に、鉄工所にて原寸の図を書きながら相談した事を思い出します。階段が現場に搬入されてからは、木部との納まりなどこれも原寸で大工と相談しながらまとめました。
明り障子の縦格子と穴あきの段板がしっくりと馴染んでいる様に感じられます。障子紙を通った白い太陽光が、階段の細かな穴をも通過して綺麗に輝いています。 |
階段 階段部分では、2階の壁はスチールの格子とされ、1階とのつながりを作り出しています。 |
2階居間~デッキ方向(南方向)を見る。 居間の吹抜け上部にもハイサイドライトがあり、ここから直射光を採入れています。ハイサイドライトは3階の北側にも設置されており空気の流れれる工夫をしています。暑い夏の日はハイサイドライトより熱気を抜きながらの冷房、冬は床からの暖房、その他の中間期は窓を開けて風を通します。 |
居間-夕景 白熱灯のスポットライトやダウンライトの灯がやさしく室内を演出します。 |
デッキ~夕景 デッキの幅は一間(1.82m)、居間のフローリングがそのまま伸びたような、カナダ杉のスノコ貼りの床となっています。 |
模型写真 南西上空より見る。 |
設計概要 ”t-cube”は一言で言えば「チューブのようにつながる四角な空間」です。
t-cubeは、夫婦と二人の子供のための住宅です。三階建てとされ、延床面積は27坪です。 |
3階より吹抜けを見る。 2階居間とその先のデッキが見えています。左側の収納部分の棚板の間の天井まで伸びたシナ合板の壁は3つあり(写真では2つ)この建築の構造体ともなっています。 |
設計概要 建築用途 専用住宅 |