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屈斜路原野ユースゲストハウス


雄大な平原に屹立する、集中型プランのゲストハウスは、旅人の活動の中心として利用されています。





屈斜路原野は、屈斜路カルデラを形作る外輪山と湖の間にある茫漠とした平原です。屈斜路原野YGHは、この原野に「屹立」する建築を目指しました。

平原に定めた中心点を空間化して作られた8角形の「塔の空間」は、旅人の活動の中心として、風土に適した内部化された中庭をイメージしました。この縦の軸の周囲に、ギャラリー・客室などが取り囲む構成になっています。

住宅部分は蛇行しながら横に伸び、ゲストハウス部分と対照をなしています。この両親のための住宅は平屋建てで、ゲストハウスと繋がっています。

2階の客室上部はロフトとなっており、変化のある空間を形成しています。




所在地 北海道川上郡弟子屈町屈斜路原野443-1(阿寒国立公園内)
主要用途 ユースゲストハウス+住宅
家族構成 両親+夫婦+子供+宿泊客(〜28人)
設計監理 荒木毅建築事務所
構造・構法 木造軸組構法 ・2階建て
敷地面積 23000m2(7000坪)
規 模 477m2(144坪)
工事費 106,500,000
竣工年 92年7月

屈斜路湖の和琴半島より少し東、国道243号線から南に入ったところで、国道からも見えます。
オーナーの作る飯は旨いです。ご宿泊にランチに、ご利用下さい。
屈斜路原野ユースゲストハウスのホームページはこちら。オーナーのブログはこちらです。



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